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ビンラディン死亡 真のテロとは

2011年05月04日
 
【新唐人日本2011年5月5日付ニュース】世界を揺らした、2001年のアメリカ同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン容疑者の死亡ニュース。最も恐ろしいテロは、暴力やすべての権力を握る独裁政権であると、専門家は指摘します。
 
国際テロ組織アルカイダの首領ビンラディン容疑者が殺害され、10年にわたる追跡も終わりを告げました。このニュースに、欧米はお祝いムードに包まれました。
 
これについて、ドイツ在住の中国問題専門家仲維光(ちゅういこう)氏に伺います。
 
ドイツ在住中国学者 仲維光
「彼は一般民衆の生活を脅しました。日常生活や国際事務において、未然に防ぐ事が大事です。テロと言えば、人々の生活や社会安定を脅かす、団体 党派 国家権力が最も恐ろしいテロです」
 
ビンラディン容疑者は一族の遺産でアルカイダを創設。1979年、アフガニスタンを侵攻した無神論のソ連と戦った後、ビンラディン容疑者は、矛先をアメリカに向け、反米闘争を繰り広げます。
 
ドイツ在住中国学者 仲維光
「彼の組織は暴力やマフィアを掌握、ここから中国を連想しますが、例えば 、最近の銭雲会事件、十数年来 信仰団体への手段を選ばない弾圧や肉体への拷問、失踪させるのもいとも簡単です。例えば 、高智晟や艾未未など、権力によるテロはビンラディンのテロよりもっと深刻です」
 
フランス在住のベテランジャーナリスト呉葆璋(ごほしょう)氏は、ビンラディン容疑者の殺害成功により、アメリカはアフガニスタンやイラクからの軍撤退が可能になり、他の問題にも目を向ける余裕ができると述べました。
 
仏国際ラジオ局・中国語部元主任 呉葆璋
「今のアラブの春は世界の政治的動向を示しました。この点から何を意味するのか言うまでもないと思います」
 
新唐人テレビがお送りしました。
 
(中国語)
 
 

 

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